2022年10月01日

今月の一言(2022年10月)


〇税理士 小出 絹恵

「インボイス」「事業者登録」「登録番号」
消費税のキーワードです。
「先生の関与先さんで、事業者登録を済ませた割合を教えてください」
という電話が所轄税務署から掛かってきたのは、折しも、
「登録を終えたのは消費税を納めている事業者の3分の1程度にとどまる」
との新聞報道があった頃のことです。税務署も大変なのでしょう。
でも、ご安心ください。お客様の事業者登録はもう済んでいます。
念のため、事業者番号もまたお知らせ致しますね。


〇税理士 小出 博樹
 10月1日は「都民の日」
公立学校は休校日になりますね。
私が小学生の頃は休日ではありませんでしたが、
高校時代は休日になっていました。
この日は、ボーイスカウト、
ガールスカウトの少年少女が「赤い羽根」の街頭募金に奉仕をしています。
彼等に敬意を表して毎年、千円寄付することにしています。


〇赤川
我が家のかなり古いエアコン2台を買替えるためケーズデンキへ。
夏も終わるので、もうエアコンは少ししかないかもと思っていたら、
お店の壁一面にエアコンが!多すぎて選べない!
圧倒されて立ちすくんでいたら、富士通の販売員の方がつつーと近寄ってきて、
いつのまにやら富士通のエアコン2台契約となりました。
ほっとしていたのですが、
その後、設置の下見に来た時に1台は設置できないことが判明、機種再検討となりました。
今度はお掃除機能付にしようと、チラシで目星(東芝製)をつけていざお店へ。でもやっぱり見つけられない。
すると今度は三菱電機の販売員の方が近寄ってきて、目星の東芝製の商品の説明をしてくれました。
三菱電機の人でも東芝の説明をしてくれるんだな、と思っていたら、話はいつしかお隣の
三菱製エアコンの説明となり、まあこれもいいかなと思って、結果的に富士通1台、三菱1台の契約となりました。
エアコンを2台買うだけで大騒動。
でも販売さんがいなかったら選べなかったかもしれないので、結果的に良かったです。


〇古川
外国為替市場で、円相場が1ドル144円を突破し、
円安傾向が続いています。
私が初めて海外旅行に行った2011年当時は、1ドル80円位でしたので、
11年で60円以上変動したことになります。
(といいますか、今年が特に顕著ですね)
訪日外国人観光客の受け入れ拡大もされていますから、
円安も手伝って、これからはコロナ禍前のように
海外の方を見かけることも増えるのでしょう。
ただ、日常生活の中では輸入の恩恵を受けることが多いので、個人的には
円高に戻ってくれないかなぁと思います。


〇古澤
実家がある街がテレビで特集されました。
今まで隣街が出ることはあっても、
うちの駅は飛ばされる感じだったのですが、最近はちょこちょこ見る機会が増えました。
街に活気が出てくれるのはうれしい限りです。
今回はテレビに出たラーメン屋さんに初めて行ってみました。
あっさりスープとチャーシューがとても美味しいラーメンでした。
まだまだ行ったことのないお店がたくさんあるので開拓してみたいと思います。


〇中道
小学生の時に家族と初詣に出かけて以来、
実に約25年ぶりに深大寺にお参りしました。
深大寺はNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で有名になりましたが、
お寺の周りにお蕎麦屋さんが多くあることでも昔から有名です。
お参り後、そば前とお蕎麦を堪能し、近くの温泉に入り、
腹ごなしに深大寺から喜多見まで歩いて帰りました。


〇有田
テニス選手のロジャー・フェデラーが現役を引退しました。
彼の王者としての風格は唯一のもので、
他の選手が彼に取って代わることは無いでしょうが、
そんな彼も若い頃はとても短気でコート上ではよく怒りを露わにしていました。
現在の世界中のファンの彼への愛や感謝は、彼が自身の課題を克服し、
更には20年以上もライバルや自分自身に克ち続けて得た、まさに積み上げの結果です。
テニスの技術だけでなく、人としても彼から学ぶべきことは多いと感じさせられました。
また、彼のプレーする時代に生まれたことを幸せに思いました。


〇林
FIFAワールド杯カタール大会2022が11月に開催されます。
日本は念願のベスト8に進出できるのか?
サムライブルーがどの様な試合をするのかとても楽しみです。
(道のりはとっても厳しそうですが・・・。)
前回のロシア大会では目の前にあったベスト8が
ポロリと手のひらからこぼれ落ちてしまいました。
『ロストフの14秒』
サッカーの神様はなかなか厳しいものです。
その関係でいつもなら元旦に国立競技場である
サッカー天皇杯決勝が今年は10月16日に日産スタジアムで行われます。
我が家の元日はサッカー天皇杯の決勝がメインイベントなので、
10月ではちょっと気分がのらない・・・我が家です。


〇山下
税金の納付方法について、改めて調べてみたのですが、
納付方法が4種類あって、
さらに国税では「スマホアプリ納付」が今年の12月に開始予定なのだそう。
地方税も来年4月からクレジットカード、スマホアプリで納付ができるようになるのだとか・・・
事務所のお客様はキャッシュレス納付を利用されていますが、
新しい納付方法にご興味がありましたら、ご連絡くださいませ。
参考にしたのは下記のリーフレットです。
『ダイレクト納付で業務効率化!』(令和4年9月)



posted by 小出 絹恵 at 00:00 | しるっくの1日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

(お客様の声)思い切ってお電話して大正解でした。

(お客様よりメールをいただきました。)


お世話になっております。
ご丁寧にメールをありがとうございました。

この度は父の件で大変お世話になりました。
相続人を代表して御礼申し上げます。
今年の1月、父に次いで母が亡くなったときは、
相続手続きをどう進めればよいのかお手上げ状態で、
とても心細く思いました。

以前から小出税理士事務所の存在は存じていたのですが、
思い切ってお電話して大正解でした。

おかげさまで、円満に相続を完了することができました。
どうもありがとうございました。

引き続き、母の件もよろしくお願い申し上げます。

まずは御礼まで。


posted by 小出 絹恵 at 00:00 | お客様の声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2022年09月01日

お客様の声 想定した納税額より大幅に少ない金額になりました。

(お客様よりメールをいただきました。)

小出先生

お世話になっております。

郵送いただいた納付書ですが、本日到着しました。
支払い自体もネットバンキングにて本日無事完了致しました。

今回、取得費をきちんと調べて頂いたおかげで、
当初想定していた納税額より大幅に少ない金額となり、
大変感謝しております。
有り難うございました。




posted by 小出 絹恵 at 00:00 | お客様の声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2020年08月07日

最近 遺言書のご相談が増えています!

最近、遺言書を作りたいという方からの
ご相談が増えています。

お歳は60代から80代
このコロナがきっかけになっているようです。

お話しを伺っているうちに、
このコロナで、外出は控えたいし、

でも、いつ何があるか分からないし・・・と、
不安を抱えておられる方がほかにもたくさんいらっしゃるのでは?
と思いました。

遺言を作ろうと思っても、
何から手を付けたらよいのか分からなくて・・・。

そうですよね。

だから、準備は特にいりません。
まずは、私と話して、それからで大丈夫です。

私は、遺言書作成のご相談を受けるときには、
ご家族のご様子を丁寧に伺うことを大切にしています。

ただ単に相続人が何人いるか、ということだけではなく、
普段の生活のご様子や、

それぞれのお子さんとの関わり合いなども
できるだけ時間をかけて伺うようにしています。

ご家族の状況をしっかりと知ること、
それが、円満相続の基本です。

平等でなくても良いと思います。
今までのことをいろいろと考えて、

この先も、ご家族が仲良くできるような
自分も家族も安心できる遺言書を作りませんか!
posted by 小出 絹恵 at 12:37 | しるっくの1日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2020年08月05日

時間をかけて慎重に探し続けて小出先生にたどり着くことができました

「時間をかけて慎重に探し続けて小出先生にたどり着くことができました」
というお問い合わせのメールをいただきました。

思わず、嬉しくなって、その方に電話をしてしまいました。

「ホームページをご覧になって探していただいたのですね。
有難うございます」

「はい、本当に真剣に探しました」

いろいろな税理士事務所のホームページを見て、
事務所の雰囲気やどんな税理士なのか、
キャリアや経験の豊富さ、
先生自らが相談に乗ってくれるのか等
ホームページの隅々まで見て、探されたそうです。

「それで、小出先生にたどり着き、
この先生だと思って問い合わせをしました」
         ということでした。

「ああ、それで、、、」と合点がいきました。

それというのも、問い合わせメールに、
「相談したいことを入力したのですが、
どうしても途中でエラーが出て入力できなくなってしまうので、
何か、別の送信方法があったら教えてください」
と書いてあったからです。

普通なら、うまく送信できなければ、
その時点であきらめてしまいそうなのに、
頑張ってメールをくださったということに驚きました。

感激と感謝で、
「大変なお手間をお掛けしてしまい申し訳ございませんでした」
と電話をし、その後のメール、
後日のZoom での相談へと繋がっていきました。

「小出先生に相談できて本当によかったです」
と言っていただけて、私も嬉しいです。
posted by 小出 絹恵 at 13:31 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2020年07月15日

遺言書の保管制度の使い勝手は?

自筆証書遺言の法務局での保管制度が
今年(2020年)の7月10日から始まりました。

これで、自筆証書遺言の作成が増えるかしら???

ところで、この遺言書保管制度を利用しようと思ったら、
注意しなければならないことがあります。

それは、
どこの登記所でも受け付けてくれるというわけではない
ということです。

「いつもの登記所ではダメ?」

遺言書の保管を受け付けている遺言書保管所は、
東京都の場合、5カ所あります。

本局、板橋出張所、八王子支局、府中支局、西多摩支局
です。

どの保管所を選ぶかは、@遺言者の住所地、A本籍地、B不動産の所在地の
いずれかを管轄する遺言書保管所をご自分で選んで申請することになります。

ちなみに、世田谷区在住の方が住所地で選ぶとすると、
本局になります。

それと、もうひとつ大切なこと、
それは、事前予約が必要だということです。

もちろん、自筆証書遺言を保管してもらうのですから、
前もって、自分で遺言書を書いておく必要があります。

さて、申請手順は、次の通りです。

1.まず、自筆証書遺言を作成します。  

2.保管申請をする法務局(遺言保管所)を決めます。
 
3.申請書を作成します。
  ホームページからダウンロードできます。

  申請書は
    ↓
  http://www.moj.go.jp/content/001321933.pdf

4.申請日時の「事前予約」が必要です。

(1)予約は専用HPからの予約が便利だと思います。
     
 予約は1か月前からできます。
 当日の予約はできませんのでご注意ください。

 予約は=法務局手続案内予約サービスの専用HP
             ↓    
 https://www.legal-ab.moj.go.jp/houmu.home-t/


(2)電話や窓口における予約もできます。
 → 平日8:30〜17:15まで
(土・日・祝日・年末年始を除く。)
     
東京法務局  (03)5213−1441

東京法務局 遺言書保管手続予約サイト
          ↓
https://www.legal-ab.moj.go.jp/houmu-h1bv1-u/reserve/offerList_facilitySelect.action?tempSeq=58&accessFrom=offerList

東京都の場合
 ↓ 下記をクリックして、下にスクロールすると
 ↓ 5つの遺言保管所にアクセスできます。
https://www.legal-ab.moj.go.jp/houmu-h1bv1-u/reserve/offerList_initDisplay.action



5.保管申請時に持参するもの

ロ遺言書:ホッチキス止めはしないで。
     封筒は必要ありません。

ロ申請書:あらかじめ記入して持参します。
     申請書はネットからダウンロードできます。

ロ添付書類
・本籍の記載のある住民票の写し等(作成後3か月以内)
・本人確認書類=マイナンバ-カ-ド・運転免許証・
 運転経歴証明書・旅券・乗員手帳・在留カ-ド・特別永住者証明書等

ロ手数料:遺言書の保管の申請の手数料は,
     1通につき3 , 900円です。
 (必要な収入印紙を手数料納付用紙に貼ります)

  
 詳しくは(法務省 遺言書保管制度HP)
      ↓ 
 http://www.moj.go.jp/MINJI/minji03_00051.html
posted by 小出 絹恵 at 13:51 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2017年12月20日

相続税の申告って、どのくらいの人がしているの?

相続税の申告をしなければならない人の割合は?

先日、国税庁から、相続税の申告状況についての発表がありました。


それによると、平成28年中にお亡くなりになった方で、相続税がかかった人の割合は、全国平均で8.1%(昨年は8.0%),

お亡くなりになった方一人当たりの正味の遺産は1億3,960万円で、相続税額は1,764万円でした。


平成27年と28年とでは、それほど大きく変わっていませんが、相続税の基礎控除額が引き下げられた平成27年とその前年とでは、相続税がかかる人の割合は2倍に増えています。


平成26年は全国平均で4.4%だったものが、平成27年には8.0%にほぼ倍増しています。

これは、平成27年に相続税の基礎控除額が6割に縮減されたことが原因です。
                       
20171220graph.gif

   (亡くなった方のうちで相続税がかかった方の割合です。国税庁HPより)


この他に、相続税のいろいろな特例を使うことによって、結果として相続税がゼロになった方が2%ほどいらっしゃいますので、合わせると10人に1人、相続税の申告が必要だったことになります。


東京都の相続税の申告状況を見てみると、相続税の課税割合は、平成26年は9.7%でしたが、基礎控除額が引き下げられた平成27年には15.7%に増加しています。(注 税のしるべ 平成29年1月9日より)



この他に、特例適用で相続税がゼロになる人も含めると、東京都にお住いの方の相続税の申告割合は、22.1%になります。

東京都では、5人に1人は相続税の申告が必要な時代になりました。

だからと言って「相続税対策をしないと大変!」と、あまり検討をしないままに対策を進めるのも考え物です。


前回のバブルのときには、相続対策として、「借金をしてアパート建築」「借金をして変額保険加入」というのが流行りました。

私は、お客様にリスクのある提案はしないようにしていましたから、おかげさまで大丈夫でしたが、大変な思いをした税理士もいたようです。


「何もしない方が、かえって良かった」ということにならないためにも、対策をする前にきちんとリスクとメリットを確認しておきたいものです。


「どのくらいの相続税がかかるのか心配で・・・」という方は、相続税の試算を致しますので、よろしかったらお声をかけて下さい。
posted by 小出 絹恵 at 00:00 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2016年04月13日

失敗しない相続対策

知るっく先生の“安心財産クリニック”
 失敗しない相続対策
     税理士・行政書士 小 出 絹 恵

 “流行り”には注意!
 
 相続対策はいろいろあります。つい最近まで大流行だったのが、タワーマンション節税です。これについては、ついに税務当局から規制がかかることになりました。相続税の計算の基礎となる評価額を、早ければ2018年1月から変更するというのです。もし、これが実施されることになると、高層階の評価額が引き上げられ、結果として相続税だけではなく、毎年の固定資産税も上がることになりそうです。
 相続税の計算の基礎となる評価額と、実際の売買価額とでは、平均3倍の開きがあるとの指摘もなされるタワーマンションですが、評価額の引上げによって、想定したメリットを享受できなくなり、ブームになっていたタワーマンション節税も沈静化しそうです。  
 ところで、実際に、これを実行して節税できた相続人はいったい何人いたのでしょうか。まだ、買っただけで、相続は起きていないという人たちが大半なのではないかと想像します。仮にそのとおりだとしたら、何のためのタワーマンション購入だったのでしょうか。
 
 このように、節税目的だけの行動は、リスク管理が甘くなりがちです。東日本大震災の後に、臨海部の高層マンションの価額が大幅に下がり、売るに売れないような状況になったことがありましたが、それは、わずか5年前のことです。
 
 バブルのときにも
 
 バブルのときにも、相続対策の失敗例を多く耳にしました。不動産価額の高騰で、相続対策が大流行でした。新宿の靖国通りに面したビルの前の路線価が、1年で2倍、その翌年もまたその2倍、3年目もまた前年の2倍、何と3年間で2×2×2で8倍になりました。そういう時代があったのです。
 
 金利にも注意
 バブルのときには金利も高騰
 
 毎月きちんと返済しているのに、なぜか借金が増えていきました。
 “毎月返済しているのに、返済後の借入金の残高がどんどん増えていく返済予定表”というのをご覧になったことがありますか。
 金利が上昇したために、返済額を全て金利に当てたとしても、それでもまだ金利の支払いが不足して、未払いの金利(未払利息)が積みあがっていくという恐ろしい現象が起きたのです。
 バブル崩壊後、金利はどんどんと下がり、現在は超低金利の水準が長く続いています。日本経済は金利を上げられるような状況にはないと思いますが、将来は分かりません。住宅ローンやアパートローンは35年の長期ローンも珍しくありません。それだけ長期にわたって借入れをするということは、いつまた金利が反転して上昇に転じるか分からないリスクを背負うということでもあります。
 だから、借入金で相続対策を考えるときには、固定金利で計算して、採算を検討してみてください。空室率も厳しめに(例えば20%)計算しても採算が合うかどうか検討してみてください。
 最も重要なのが立地です。駅至近の物件ならば、空室率はもっと低くても大丈夫だと思います。しかし、バス便のところは、普通の賃貸物件では厳しい条件になると思います。

 具体的に考える
 遺産分割と相続税の関係
 
【事例】 
相続財産と相続人は以下のとおりです。
○自宅 評価額1億円
○現預金2,000万円
○相続人3人(配偶者と長男、次男)
○二男が父母と同居。長男は狛江にマイホームを建てて居住。
相続税は、相続の仕方(相続財産の分け方)で、相続税額が変わります。

@配偶者が全て相続すれば
【事例】では、相続税はかかりません。
 小規模宅地等の評価減により、自宅の土地の評価が80%下がり、その上、配偶者の税額軽減の制度もありますから、配偶者が相続した場合には、相続税がかからないケースがほとんどです。 
 この点については、皆様、よくご存じでいらっしゃいます。だから、
「今回、母が全部を相続してしまうと、次の相続税が心配です。次の相続のことも考え合わせて、相続税の負担が軽くなるように分けたいのですが」とのご意向を伺うことが多く、その場合には、二次相続の試算もした上で、相続人の皆様が、今回の遺産分割を考えることができるようにお手伝いさせていただいています。

Aでも二次相続が心配です
 上記@で相続した財産がそのまま残っていたとして考えてみます。
 相続税額を大きく左右するポイントは、小規模宅地等の特例が使えるか否かにかかっています。
○小規模宅地等の特例が使える場合
  ⇒相続税額    0円
○小規模宅地等の特例が使えない場合
  ⇒相続税額 1,160万円

 上記の違いは、小規模宅地等の特例を使ったか、使わなかったかの違いです。小規模宅地等の特例が使えれば、1億円の自宅敷地の評価額が2,000万円に下がります。結果として相続税額が1,160万円も違ってしまうのです。

Bだから一次相続の遺産分割が大切です
一次相続(父親の相続)のときに、二次相続(母親の相続)のことも考えて、子が土地を相続するようにしておけばよいのではないかとのお考えもあるかと思います。
 確かに、その子が、介護も含めて母親の面倒を見てくれるというのであれば、その子に相続させるという選択肢はおおいにあると思います。ただし、その場合であっても、全部をその子に相続させるというのは賛成できません。何故かと言いますと、将来は分からないからです。年齢の順に相続が起きるとは限りません。
 もしも、お母様よりも先に息子さんに相続が発生したりしたら、息子さんの財産はお嫁さんとその子(お母様から見たらお孫さん)が相続することになります。お孫さんがいない場合には、ゆくゆくはお嫁さんの兄弟姉妹が相続することになります。このことをご心配されるご親族の方々が多いのも頷けることではあります。特に、代々受け継がれてきた財産であれば尚更です。
 では、どうしたらよいのでしょうか。
 例えば、お母様1/2と同居のお子さんが1/2の共有で相続するというのも一考です。
共有割合は二次相続の試算等を考慮して決めてもよいと思います。
 ふつうは共有相続は避けた方が良いのですが、母親と子の共有はその例外で、お母様の今後の生活の安心のために必要な方法の一つと考えていただくとよいと思います。
  
C「同居の親族が相続する」が原則です
 同居の親族(二男)がいるので、母親の相続に当たっては、二男が相続する場合だけ、小規模宅地等の特例を使うことができます。ですから、
@二男が自宅不動産を相続し、現預金は長男が相続した場合⇒相続税0円
A長男と二男で全部1/2ずつ相続した場合
 ⇒相続税 二人で470万円

 Aの場合、1/2ずつ相続する場合であっても、遺産分割の仕方を工夫することで、相続税がかからないようにすることも可能です。
 相続人の皆様で話し合いができる円満相続が、一番の相続税対策だと思います。




posted by 小出 絹恵 at 14:57 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2013年07月18日

遺言を書く

遺言を書こうか・・・、
遺言を書いておいた方がよいのかしら?

先日行ったセミナーが満席になり、
隣の会場もあわてて押さえ、
2つの会場をつなげて行ったセミナーでした。

「それだけ、関心をもっている人が多いということですね」
と、アンケートに書いて下さった方がいらして、
本当に、そのとおり、と思います。

ただ、いざ、遺言を書こうとすると、
どこから手をつけたらよいのか分からないという人が多いのでしょうね。

だから、今回のセミナーでは、
遺言の見本を2つ、差し上げました。

ひとつのきっかけとして、書いてみて、
また書き直して・・・
というのも良いと思います。
 とくに、自筆証書遺言の場合は。
posted by 小出 絹恵 at 09:42 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2013年07月17日

相続トラブルは、遺産の額に関係ありません

相続トラブルは、遺産の額に関係ありません

「うちは、財産といえるほどのものはないから、もめる心配もないさ」
「100歳まで生きるつもりだから、まだまだ先のこと」
「うちの家族に限って・・・」

確かに、ご両親のどちらかがご存命のうちは、
相続トラブルは比較的起きにくいと思います。

でも、ご両親ともにお亡くなりになると
トラブルになる割合が増えるようです。

相続人の皆様の話し合いで遺産分割がまとまれば、
よいのですが・・・。

相続税がかかる相続の場合には、
皆さん、税金が安くなることについては、
利害が一致しますので、

ある意味、税金を相続人皆様の共通の敵、
と見なすことで、相続人がまとまれるようです。

敵を外部においた方が
みんながまとまれます。

相続税が安くなるように、という視点を織り込みながら
話し合いを進めていくことで、
比較的円満に遺産分割が進みます。

しかし、相続税がかからない場合には、
相続税を共通の敵にするわけにはいきません。

裁判所のデータを見ると、
相続トラブルが、決して一部の資産家だけの問題ではないことが分かります。

相続トラブルのうち、3割が、遺産額1,000万円以下ですし、
遺産額5,000万円以下で3/4を占めています。

財産の多寡に関係なく、
相続トラブルが起きていることが分かります。




posted by 小出 絹恵 at 21:43 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集